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2014年1月29日 (水)

製品の品質向上

こちらのブログは約10日ぶりの更新です。

今までは、『経営者の責務(コミットメント)』、『お客さまとのつながり』、

といった経営の仕組み作りの骨子について解説しました。

まだ御読みでない方は、一度、目を通してください。

さて、今回は3回目ということで、会社にとって重要な“製品の品質向上”の

パートです。

もっともこの“製品”という言葉には、その製品に関連する付帯サービスも含

みます。当然、「サービスそのものが当社の製品です」という会社も含みます。

“製品”とは、仕入れた物、仕入れた材料を加工した物、依頼された修理や補

修など、さまざま物がありますが、たとえどんな形をしていても、お客さまが

その物に代価をお金で支払えば、すべてそれが自社の“製品”であり、いわゆ

る商品ということですね。

なので、その商品の質については、自社独自の開発であれ、他社からの仕入れ

であれ、その商品の質的な向上が無い段階で、お客さまのその商品に対する関

心は薄れて行き、最後には無くなります。

よって、会社は前回のパート『お客さまとのつながり』を常に仕組み化して、

お客さまの要望に適応した商品管理の仕組みを構築させる必要があります。

そこで、今回の“製品の品質向上”の重要な項目が次の3つです。

①作業工程の管理

②社内やり直しの管理

③人材育成

これら3つの項目を詳しく説明すると、①の作業工程は、受付業務⇒生産業務

⇒納品業務という工程管理の見える化であり、ルール決めです。

これがしっかり機能していれば、最近問題になった企業の偽装表示などは、

仕組み上、起こりません。最も今回の問題の最も重要な欠陥は、経営者のコミ

ットメントとお客さまとのつながりを無視していたことですが…

話がそれましたね、本題に戻しますと、

この作業工程は、単なる右から左の流れ作業ではなく、しっかりと、各業務担

当者が、何のため(お客さま)という意識を最も重視し、自部門の責務を果たし、

次の工程に製品を渡し、受け取った部門の方もその思いを受け継ぎ、製品チェ

ックを行うことで、しっかりとした相互作用が生まれる工程管理を構築する

ということです。

これが“次工程はお客さま”の習慣化であり、最も重要な仕事の一つです。

それでも尚、やはり社内での不合格品(サービス等含む)は生まれるでしょうか

ら、その管理は必ず見える化する仕組みでなくてはいけません。

いわゆるこれは“作業ロスの管理”です。生産効率、経費削減など、会社であ

る以上必要な目標の見える化ということです。

これが②の社内やり直しの管理です。

そして、次にこれまでの①や②を担う社員のスキルアップを明確に構築しなけ

ればなりません。

スキルアップには社員の計画的な教育訓練が不可欠です。

それが③の人材育成の管理です。

スキルアップとは、“能力向上”のことですから、それは、技術と意識のそれぞ

れの向上を意味し、習得目標を次のように作り込んで行きます。

・会社にとって必要な技術とは何か。

・何年でそれは習得すべきが、自社標準なのか。

・リーダー研修はどのレベルに来た時に、必要になるのか。また、その方法は。

・継続的な意識向上を実施するために、どのレベルにどのような研修を、

どこで行わせるのか。

人材育成に関する必要な項目はかなり多いですし、段階的に密度を上げる必要

があります。

企業の生命線と言われる“人・物(設備)・金”の中で、最も重要かつ困難な課

題が、この“人”の継続的な育成です。

有効な人材育成が無ければ、いかなる戦略・戦技・戦法も「絵に描いた餅」と

なるでしょう。

このように“製品の品質向上”も、会社の経営手法を左右する大きな課題が含

まれます。

商品管理、作業ロス改善、人材育成という項目をしっかりと見える化できる

仕組みが、自社“製品の品質向上”を最強の武器にするのです。

このパートは、業種、業界別に細かな項目に細分される部分ですから、

ご質問等がございましたら、お気軽におたずねくださいまし。

起業される方、起業を目指される方は、必ずこのパートもしっかりと構築して

ください。

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