起業

2014年4月13日 (日)

起業のきっかけ

起業のきっかけは?と聞かれることは多い。

私は40歳の時、会社の意向と当方の提案がぶつかった事がそれだった。

今思えば、良い機会だったと言える。

仕事を始めた時から“人の背中を見て生きることができない”とわかっていた。

だから、「独立の準備」は勤め人の時からいつも頭の中にあった。

新入社員の時から仕事中は、いつも自分が経営者だったらどうするか?

優先順位は?

判断基準は?

お客さんは何を欲しているか?

自分の今やるべきことは?

これからは何をしないといけないか?

と、常に自問自答しながら、業務に取り組んでいた。

勤め人の頃、ある人に言われた。

「和家君、自分のレベルを少しでも上げたいのなら、

付き合う人もワンランク上の人にしなさい」と。

正しいかどうかは別として、自分よりスキルの高い人と話をすることは、

とても勉強になるし、楽しかったのは事実である。

そして、今もそれは変わらない。

子供の頃から起業を目指している人も、あるきっかけで起業を志した人も、

“挑戦”そのものを目的とせず、その結果の向こう側に、

自身の思っていたモノがあるのかどうかをまずは知ってほしいと思う。

開かれた扉をくぐるのではなく、扉そのものを創り、それを切り拓くこと。

どうか起業される方、起業を目指される方は、その核心に触れて見てください!

2014年3月11日 (火)

起業スタンス

前回の更新から随分経ちました。

216日でしたね。

起業には、多かれ少なかれリスクが伴います。

リスクのあるところにチャンスがあるということです。

誰も気づくところ、誰もが始められることには、“チャンス”は眠っていません。

それでも手堅く商売を始めることはできます。

このブログでも以前書きましたが、事業スタートがより簡単になった分、ゴー

ルも早く見えるということは、簡単に失敗するということです。

事業には、起業される方の思い、考え方が最も重要なわけで、それは、いかに

して成功させるかという意識の強さによって、決まるということです。

リスクに対する勇気、タフネスがなければ、事業は一度や二度の失敗では、簡

単に挫折できませんし、してはいけないのです。

事業成功へのカギは、起業者の心の強さということです。

心の強さは、情熱であったり、忍耐力であったりするわけですから、甘い考え、

思いつきでは、偶然はあっても必然を創れません。

起業から事業成功への道は、単純ではありませんから、そのためにしっかりと

したスタンスで居続ける必要があります。

どうか起業される方、起業を目指される方は、その心構えはしっかりとお持ちくださいまし。

2014年2月16日 (日)

経営のために“対応力”を身に付けよう!

前回まで、経営の仕組み構築への5つの基本について解説しました。

次に、起業をされる方、起業を目指される方へ、

“経営”に関する注意点をいくつか解説したいと思います。

経営=仕事ですから、経営に関する要注意事項は、常に仕事に対する基本的な

心構えと言えるでしょう。

まずは、対応力。

これは、自社の環境に対する適応力をしっかりと付けるということです。

企業経営は“弱肉強食”ではなく、“適者生存”です。

そのために必要なことは、変えるべき点、変えてはいけない点をしっかりと

分けて、“経営する”という姿勢です。

前者の代表が、“仕組み”です。

後者のそれが、“経営理念”ですね。

まず、その点が分かっていない経営者が非常に多いです。

だから、経営者の多くはきっと強運の持ち主なのでしょうね?!

『たまたま上手く行った』それは、経営ではありません。

『環境が良かった』それも同じです。

経営は舵取りをしっかりしてこそですから、以前も書いたように、事業は

当たるか外れるかの博打ではないのです。

そのことを常に強く意識するように、変えるべき点、変えてはいけない点につ

いて、経営者は明確にしておくべきなのです。

仕事も同じで、いわゆる“できる人”は、自身の固定化した業務と適応可能な

業務をしっかりと分けています。

心に切り替えスイッチを持っている人は、仕事ができます。

会社という組織ともなれば、その切り替えが非常に大変になります。

起業をされる方、起業を目指される方はきっと“仕事ができる人”でしょうか

ら、その点の確認は簡単だと思います。

でも、自身が出来ることと部下にさせることは、大きくその質を変えますから

要注意です。

経営は、単純で簡単なほころびが命取りになりますから、しっかりとしたスタ

ンスで挑んでくださいまし。

対応力を必ず身に付け、その能力を磨き続けましょう!!!

では、また次回。

2014年2月12日 (水)

会社の実績(評価分析)

組織構築のための5つの業務プロセスの最後は“会社の実績”評価分析です。

大きく分けて、次の3項目になります。この5つ目の業務は、自社分析の仕組

み化です。

①業績の監視(生産性の分析)

②社内トラブルの把握(傾向と対策)

③顧客動向の理解(優先課題の選出)

①の項目では、最初に上げた“経営者のコミットメント(責務あるいは関与)

の項目でお話した『年度ごとの計画の作成、実行、継続監視』についてと関連

します。つまり、その年度計画の実践において立てられた目標がその日々、週、

月間、3か月、半年、1年というサイクルの中で、どのような成果を出してい

るかを定期に継続監視し、その内容を分析することを必ず業務として、見える

化することです。

・思ったほどの成果が出ない⇒それは何故?

・想像以上の成果が出た⇒その要因は何?

事業は、常に日々の取り組みがその結果として表れます。

当然、その成果を数値にしておけば、目標に対しての結果は誰の目にも明らか

なわけです。

“結果が全て”というけれど、それならば、“経過こそ”その結果の結集なわけ

ですから、その経過をより重視する仕組みあるいは意識でなければ、目標の数

値は形骸化します。

必ず、経過監視を習慣化できる組織にならないといけません。

②の項目では、社内で起こったトラブルを集計、分析、対応策を作成する業務

の見える化です。社内で起こったトラブルとは“お客さまとのつながり”の際

ご説明いたしましたお客さまの苦情、“製品の品質向上”の際の社内のやり直し

がそれらに当たり、その他に起こっている社内の問題など、全ての社内改善活

動に必要な情報を全て管理することです。

・お客さまは何に対して不満足なのか、

・当社の製品はどういう条件で不具合が発生しているか、

・社内コミュニケーションが悪くなっているのかはどのタイミングなのか、

など会社側が常にその状態を把握することで、組織の強み、弱みを常時、把握

する習慣が重要です。

また、③の顧客動向の理解の項目では②とも密接に関連しますが、お客さまの

関心についても把握する業務の見える化です。

・当社のどのようなサービスに関心が高いか、

・どのような製品をよく購入しているか、

なども必ず集計分析する必要があります。

まとめますと、この“会社の実績”の項目では、今までご説明してまいりまし

『経営者のコミットメント』、『お客さまとのつながり』、『製品の品質向上』、

『作業支援の管理』という4つの見える化(=標準化)項目から得た情報を管理

分析する業務の標準化です。

1つの流れをしっかりと標準化し、何のために仕事をしているのかの意味と意

義を常に意識することが、経営環境の変化に強い組織になるための鉄則という

ことです。

どうか起業をされる方、起業を目指される方は、しっかりとしたスタンスで、

会社を興し、発展、展開していただきたいと思います。

会社にとって必須の5つの項目を今一度確認しておきます。

①経営者によるコミットメント(=責務、関与)

②お客さまとのつながり

③製品の品質向上

④作業支援の管理

⑤会社の実績(評価分析)

これら5つのパートが会社経営(組織の仕組み構築)の原理原則です。

2014年2月 4日 (火)

起業家精神について “いかにして成しえるか”

組織構築の基本業務は残すところ、あと1項目ですが、

ここで、ちょっとコーヒーブレイク。

起業家精神について。

アントレプレナーシップのことですが、最も重要なスタンスというものがあり

ます。

それは、“成功するか失敗するか”というスタンスでは、起業(=事業)は確実に

頓挫します。つまり、“運”で起業(=事業)するものではないからです。

自らの信念に基づき、事を興すわけですから、運は大事ですが、それよりも

起業家の考え方が最も重要なのです!

だから、起業(=事業)へのスタンスは、常に“いかにして成しえるか”しかな

いのです。

そのスタンスだから、厳しい道のりを歩めるし、喜びも悲しみも全て糧にでき

るのです。

誰でもできることなら、あなたがやる必要は全くありません。

あなたには、あなたにしか見えないモノが見えて、そこにニーズを嗅ぎ取って

いるからこそ、あなたのイノベーションとなるわけです。

お客さまの要望はなにか。

その追求には驕り、儲けも必要ありません。

私は以前勤め人の頃、会社のリクルートを担当していました。

本業は企画開発の責任者で、事実上オーナーの右腕でした。

だから、多くの人材発掘の面接官をしていた時、どんな人が採用に値しかつ伸

び、どんな人が不採用なのかを見極めて来ました。

前者は常にしっかりとした考え方をして来た、あるいは今している人です。

人が集まって組織になります。

人=組織です。

その人は、その人の考え方を源に発言、行動します。

考え方をしっかりとさせることは、“生き方”を左右します。

だから、起業(=事業)の行く末は、その興す人の考え方が、最も大切なのです。

経営コンサルタントをしていると多くのオーナーと出会います。

優秀な人望の厚いオーナーは、みなしっかりとしたスタンスでぶれません。

このブログをお読みの起業される方、起業を目指される方は、常に自らの思い

に問いかけ続けてください。

“おまえには覚悟ができているか”と。

2014年2月 2日 (日)

作業支援の管理(縁の下の力持ち)

前回の『製品の品質向上』を管理するためには、その業務に間接的に関わる業

務を別途設け管理しなければなりません。

今回解説する仕組みは、“作業支援の管理”です。

この付帯業務に関する仕組みは、会社の中では、“縁の下の力持ち”業務の代表

と言えるでしょう。そして、この業務も、大きく分けて次のように3つの項目

から構成されています。

①取引先の管理

②設備と材料の管理

③社内資料の整理と管理

まずは一つ目の取引先の管理です。

この取引先とは、例えば、自社製品の材料仕入れ先であったり、加工委託先、

あるいは修理等依頼先という業者を指します。

また、メインバンクも当然、取引先に入りますし、自社で使用する設備機器購

入先やそのメンテナンス業者、あとはリース会社等、自社が経営を行う上で欠

かせない業者さん(所謂ステークホルダー)を自社の仕組みに従い、管理して行

くことが大事な仕事です。

取引先さんをいかに味方にするかによって、自社製品の品質を継続的に向上さ

せるかどうかが決まります。大手メーカーまでになると、自社への納品につい

ては自社の検査は一切行わず、その納入業者が製品検査を行い、その不良品に

よる損害あるいは誤って使用した場合の損害も全て納入業者が持つという契約

をしている会社もあります。ここまでできる会社は限られますが…。

ただ、取引業者との関係をしっかりと構築するために、自社の経営理念に

則った取引先との契約を構築、実施することは、ある意味それ自体が自社のお

客さまにアピールできる自社ブランド構築、向上にもなるのです。

起業される方、目指される方は必ず、この取引先の管理業務も見える化してく

ださい。

二つ目のポイントが、自社の設備機器、仕入れ材料の管理業務の見える化です。

設備機器はその購入額、使用頻度、使用のためのメンテナンスを確実にルール

化し、不測の事態に常に備えて置く必要があります。

当然、ここでは、5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)という職場の原則習慣付

けが必須となります。一番大切な仕組みは、“躾”の徹底ですから。

また、仕入れ材料については、購入先との緊密な情報交換や自社の在庫管理、

正しい使用方法、コスト管理意識の徹底による3M(無理・無駄・無関心)撲滅

活動の推進も“躾”と連動させる必要があります。

自社の製品に品質向上には欠かせない業務ですから、必ずルール構築とその見

える化をお願いします。

そして、最後に、これら管理業務を行う上で、必要な文書、記録などの資料整

理のルール作りが必要になります。

PCなら使用とバックアップ方法、紙物ならその保管管理方法まで、少しずつ

でもしっかりとルール化し、社内の見える化を実践して下さい。

ここでは、

・必要なルールとは何か。

・ルール化したモノの内、何を文書化するか。

・文書化したルールは誰がどこで管理(最新の管理や配布等含む)するか。

これら3つの視点で、社内資料を常に整理整頓するよう習慣化してください。

以上が、この“作業支援の管理”に必要な原理原則の業務です。

これから起業される方、目指される方は、“思い”一つで事業は起こせても、

それをいかに管理するかは、その“思い”だけではなく、必須のスキルも身に

付けてください。

ご不明な点はいつでもお気軽に相談して下さい!

メールはプロフィールからどうぞ!

2014年1月29日 (水)

製品の品質向上

こちらのブログは約10日ぶりの更新です。

今までは、『経営者の責務(コミットメント)』、『お客さまとのつながり』、

といった経営の仕組み作りの骨子について解説しました。

まだ御読みでない方は、一度、目を通してください。

さて、今回は3回目ということで、会社にとって重要な“製品の品質向上”の

パートです。

もっともこの“製品”という言葉には、その製品に関連する付帯サービスも含

みます。当然、「サービスそのものが当社の製品です」という会社も含みます。

“製品”とは、仕入れた物、仕入れた材料を加工した物、依頼された修理や補

修など、さまざま物がありますが、たとえどんな形をしていても、お客さまが

その物に代価をお金で支払えば、すべてそれが自社の“製品”であり、いわゆ

る商品ということですね。

なので、その商品の質については、自社独自の開発であれ、他社からの仕入れ

であれ、その商品の質的な向上が無い段階で、お客さまのその商品に対する関

心は薄れて行き、最後には無くなります。

よって、会社は前回のパート『お客さまとのつながり』を常に仕組み化して、

お客さまの要望に適応した商品管理の仕組みを構築させる必要があります。

そこで、今回の“製品の品質向上”の重要な項目が次の3つです。

①作業工程の管理

②社内やり直しの管理

③人材育成

これら3つの項目を詳しく説明すると、①の作業工程は、受付業務⇒生産業務

⇒納品業務という工程管理の見える化であり、ルール決めです。

これがしっかり機能していれば、最近問題になった企業の偽装表示などは、

仕組み上、起こりません。最も今回の問題の最も重要な欠陥は、経営者のコミ

ットメントとお客さまとのつながりを無視していたことですが…

話がそれましたね、本題に戻しますと、

この作業工程は、単なる右から左の流れ作業ではなく、しっかりと、各業務担

当者が、何のため(お客さま)という意識を最も重視し、自部門の責務を果たし、

次の工程に製品を渡し、受け取った部門の方もその思いを受け継ぎ、製品チェ

ックを行うことで、しっかりとした相互作用が生まれる工程管理を構築する

ということです。

これが“次工程はお客さま”の習慣化であり、最も重要な仕事の一つです。

それでも尚、やはり社内での不合格品(サービス等含む)は生まれるでしょうか

ら、その管理は必ず見える化する仕組みでなくてはいけません。

いわゆるこれは“作業ロスの管理”です。生産効率、経費削減など、会社であ

る以上必要な目標の見える化ということです。

これが②の社内やり直しの管理です。

そして、次にこれまでの①や②を担う社員のスキルアップを明確に構築しなけ

ればなりません。

スキルアップには社員の計画的な教育訓練が不可欠です。

それが③の人材育成の管理です。

スキルアップとは、“能力向上”のことですから、それは、技術と意識のそれぞ

れの向上を意味し、習得目標を次のように作り込んで行きます。

・会社にとって必要な技術とは何か。

・何年でそれは習得すべきが、自社標準なのか。

・リーダー研修はどのレベルに来た時に、必要になるのか。また、その方法は。

・継続的な意識向上を実施するために、どのレベルにどのような研修を、

どこで行わせるのか。

人材育成に関する必要な項目はかなり多いですし、段階的に密度を上げる必要

があります。

企業の生命線と言われる“人・物(設備)・金”の中で、最も重要かつ困難な課

題が、この“人”の継続的な育成です。

有効な人材育成が無ければ、いかなる戦略・戦技・戦法も「絵に描いた餅」と

なるでしょう。

このように“製品の品質向上”も、会社の経営手法を左右する大きな課題が含

まれます。

商品管理、作業ロス改善、人材育成という項目をしっかりと見える化できる

仕組みが、自社“製品の品質向上”を最強の武器にするのです。

このパートは、業種、業界別に細かな項目に細分される部分ですから、

ご質問等がございましたら、お気軽におたずねくださいまし。

起業される方、起業を目指される方は、必ずこのパートもしっかりと構築して

ください。

2014年1月20日 (月)

お客さまとのつながり

前回からは、経営の仕組みについて解説しています。

1つ目のパートが“経営者のコミットメント(責務)”でした。

次に、必須のパートは、顧客関連の業務です。

私は、単純に“お客さまとのつながり”と呼んでいます。

会社である以上、最も重要かつ最初に手掛ける仕事は何でしょう?

私は、経営者や経営幹部の出席される講演会で、会場によく問いかけます。

会場からは圧倒的に『利益』あるいは『利益の確保』という声が上がります。

ここでも何度か話している通り、会社にとって“利益”とは目的ではなく

“手段”ですから、必要不可欠なツールではあるけれど、そのために働くので

は、企業理念を蔑ろにします。

なので、正解は、“顧客を創造すること”です。

つまり、まずは“お客さまを見つける”ことから企業はその業務を開始させる

ということです。

だから、自分の会社は、どのようなお客さまとのつながりを構築するかは、

会社の実務としては最も原始的かつ必要不可欠な仕事なわけです。

自社の商品について、あるいはサービスについて、お客さまは今何を欲してい

るのかなどを考え、開発していく業務は、しっかりとした理念を礎に構築して

ゆくものです。

お客さまに提供すべき商品やサービスは、自社の計画⇒実行(検証)⇒見直し

(レビュー)⇒改善という業務プロセスの確立なくしては、向上しません。

そして、このプロセスにおいて、最も重要な課題は、お客さまの要望や苦情を

確実に拾い上げ、自社の理念に基づき改善する仕事です。

お客さまの声を聞くだけでは意味がありません。

その声に真摯に対応して行くことが、顧客満足度向上への基本姿勢ですから。

このような点を考えると、“お客さまとのつながり”は次のような2つのポイン

トで、“見える化”する業務であると言えます。

①お客さまへのアプローチ業務の明確化

②お客さまとのコミュニケーション業務の鮮明化

以上です。

起業される方、起業を目指される方は、必ずこの“お客さまとのつながり”をしっかりと仕組み化してください。

2014年1月17日 (金)

経営者のコミットメント(責務)

前回、前々回と起業にとって最も重要な企業理念についてお話ししました。

経営の根幹を成す企業理念がしっかりと定まったならば、次は、その考え方を

実現させる経営のツールについて考え、構築していかなければなりません。

経営のツール構築の前に、当然、会社の設立をしなければなりませんが、今で

は会社法が改正され資本金も1円で作ることができます。

また、会社設立の手順(必要な費用含む)は、書籍や司法書士さんのHP等で詳

しく紹介されていますので、ここでは省きます。

ただ一点だけ注意しておきますと、会社が簡単に作れるということは、逆に

簡単に潰れてしまうということも知っておいてください。

だから、事業を行う会社には、その覚悟としての“理念”がより重要だという

ことです。

さて、経営のツール構築に話を戻しますと、どんな会社でも、その経営の中身

を、5つのパートにわけることができます。

これはどんな業種でも、規模でも同じです。

会社組織は、最初は小さくても、より発展すれば、大きくなります。

でも、どんなに大きな規模の会社でも、一人親方でも、

経営の仕組みの基本構成は同じで、その最小が5つのパートに分けることがで

きます。

これからは、その5つのパートについて話していこうと思います。

まず1つ目ですが、それは、“経営者の責務(コミットメント)”です。

経営にとって、そのトップリーダーの責務を明確にしておくということは、

イコール“経営(企業)理念”を確定させると同時に、その考え方を社員と共有

することそのものです。

“経営理念”は形式的でも、当然絵に描いた餅であってもいけません。

手に取るように触れられるモノであり、普段から常に行動指針として、目の前、

心のうちにあるよう、全社員をリードしていくことが、経営者の責務です。

その責務を果たすべく、まずは経営に関する具体的な計画をしっかりと打ち出

すこと。同時に、その計画を実行、継続監視を進める必要があります。

そのためには、経営者の右腕として、サブリーダーの任命が必要となります。

(人数が少ない会社では、経営者自らがサブを兼務することもあります)

経営者の仕事量は、その事業の発展と比例して増えますが、その一方では、

経営者が一人の人間である以上、その物理的な時間は直ぐに限界が来ます。

だからこそ、右腕の任命やその他の社員への権限移譲もトップリーダーの責務

となるのです。

“経営者の責務”をまとめると、次の3つになります。

①企業理念の確立と社員との共有化。

②年度ごとの計画の作成、実行、継続監視の徹底の総責任。

NO.2(右腕)の任命及び社内業務に関する権限の移譲の責任。

起業をされる方、起業を目指される方は、

まずは、“経営者の責務”を明確にしてください。

2014年1月11日 (土)

企業理念についての補足

前回は企業にとって最も重要な“企業理念”についてお話ししました。

今回はあと少しだけ補足しておきます。

会社にとって、重要な企業理念は、経営を進めて行く上で、最も大切な価値判断基準となります。

例えば、どちらの方向に進むべきかという分岐点の際、

あるいは、進むべきか中止すべきか、

また、自社で取り組むべきか他社と連携すべきか、など、

経営方針を決定させる重要な判断基準こそが、

その会社の“企業理念”なわけです。

自社の理念(=存在意義)に照らし合わせて、

本来の進むべき方向付けを決める重要な基準を持っている会社か、

そうでないかは、まさにその会社の生命線なわけですね。

その点を考えてみても、起業をされる方、起業を目指される方は、

自社の“企業理念”について熟慮されるべきでしょう。

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